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プリウス NHW20 水漏れ修理 ウォーターポンプ

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プリウス NHW20 水漏れ修理 ウォーターポンプ

プリウス ウォターポンプ

現在2022年ですが,プリウスの現行モデルから2代前のモデルになります、まだまだ巷では走ってますがこの車も22万 km 超えです。その間バッテリーは一回も変えていませんが、毎日の通勤でのっていますので、バッテリーにやさしいので長持ちします。プリウスのエンジンには昔ながらのウォーターポンプが付いてます。 経年劣化でポンプより冷却水漏れが発生してしまっています。

交換自体は特にかわったことはないんですが、サービスマニュアルによると、ラジエーターの上部にホースをさして、反対側のホースをリザーバータンクを突っ込むと言う少しだけエア抜き作業が変わってます。 どんな方法でも、結果的にエアが完全に抜ければいいだけなんですが。

冷却系統のエア

今回はエア抜き機械を使わずに、マニュアルの方法でやってみます。

ラジエータ側ラジエータドレーンコックプラグおよびエンジン側ドレーンコックプラグをゆるめ冷却液を抜き取る。

ラジエータリザーブタンクの冷却液を抜き取る。

4. 冷却液(トヨタ純正スーパーLLC)補充

エンジン側ドレーンコックプラグを締め付け、ビニールホースを取りはずす。

ラジエータ側ラジエータドレーンコックプラグを締め付け、ビニールホースを取りはずす。

ラジエータASSYのブリーダプラグ部およびラジエータリザーブタンク間にビニールホースを接続する。

□ 参 考 □
ラジエータリザーブタンク側のビニールホースは、ラジエータリザーブタンク内に差し込む。

ソケットヘキサゴンレンチ6を使用して、ラジエータサポートのサービスホールからラジエータブリーダプラグをゆるめる。

冷却液をラジエータ注入口いっぱいまで注入する。

 

□ 参 考 □
冷却液補充時、ラジエータホースを手で数回圧迫しラジエータ注入口の水位が下がる様であれば追加注入する。

ソケットヘキサゴンレンチ6を使用して、ラジエータブリーダプラグを締め付ける。

 

基準値
T=1.5N·m{15kgf·cm}

 

ラジエータASSYのブリーダプラグ取およびラジエータリザーブタンク間のビニールホースを取りはずす。
ラジエータキャップを取り付ける。

ラジエータリザーブタンクのFレベルまで冷却液を注入する。

車両を「整備モード」にセットする。(要領は参照)

サーモスタットが開弁するまでエンジンを暖機する。

暖機後エンジンを停止し、冷却液が冷えるまで待ちラジエータキャップを取りはずして水位を確認する。

 

■ 警 告 ■
エンジンおよびラジエータが熱い場合は、ラジエータキャップをはずさない。

□ 参 考 □
もし水位が下がっている場合は再度冷却液を注入し、エンジンを暖機してその後、冷却液の水位を確認する。

冷却液の水位が下がらなくなったら、ラジエータリザーブタンクの冷却液をFレベルまで注入する。

出典:トヨタサービスマニュアル

今回は上記のやり方で、簡単にエアが抜けました。比較的に簡易な作業でした。エア抜きの不完全による、オーバーヒートは避けないといけませんので、整備後の、確認、試運転は必ず必要です。

 

大分県速見郡で車のメンテナンスの工場を営業中

刀根 巌
刀根 巌トネオートサービス代表者
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© 2024 車の修理屋トニーのクランケ日記・大分・別府で修行後・速見郡日出町で開業